熟年離婚が成立するまでに経済的に自立する事を目指す

相手には直前まで秘密で進めたい熟年離婚の準備

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熟年離婚

流行する熟年離婚
熟年離婚が流行っています。
しかし、いきなり離婚を切り出すと、きちんと話し合う前に喧嘩になってしまったりと、うまく離婚が成立しない場合が多いです。なので、離婚を切り出すには手順を踏み、それなりの準備が必要になります。
熟年離婚をしたいのであれば、綿密に計画を練ることをお勧めします。
離婚の原因が不貞行為や暴力などである場合は証拠があれば、裁判では強い効力を持ちます
借金がある場合なんかも同じです。

 

 

貯蓄をする
そして離婚の話が出ると、相手は財産分与をとにかく惜しみ、隠すことが多いです。
生活費用も渡さずに、自宅から追い出そうとするかもしれません。
熟年離婚が決まるまでに法的に不利にならないように、財産の処分禁止の仮処分を家庭裁判所に申請します
生活費がもらえなかったときのために、自分名義の貯金も置いておくことは必ず心がけましょう。

 

離婚したい場合に協議離婚で離婚が決まれば何も問題はないのですが、うまくいかない場合。
離婚調停になります。熟年離婚の場合、離婚調停が決まるまで数ヶ月~半年かかると言われています。
その間の生活費が賄えるように、50~80万の貯蓄は必要です。
そういった貯蓄が難しいのであれば婚姻費用分担の調停を申し立てられます。
離婚するまでの生活費を相手から受け取ることが可能になります。

 

 

なぜ熟年離婚が増えたのか?
そもそもどうして熟年離婚が増加し続けているのでしょうか?
様々な要因が考えられるのですが、主に、「子どもの成長を見届けてからずっとしたかった離婚をする」ということが考えられます。以前までの「一生添い遂げる」「夫についていく」という考えではなくなってきています。
女性の社会進出により、経済的に自立する女性が増えたこと、2007年4月からスタートした年金分割制度によって、熟年離婚が一気に増加したということが考えられます。
さらに熟年離婚がテーマとなったテレビドラマや小説も近年取り上げられるようになったことから、熟年離婚が注目され、珍しいことではなくなったというわけです。

 

 

熟年離婚を回避する
この熟年離婚を回避する方法は、夫婦のコミュニケーションを重視することです。
結婚生活が長くなると、会話も自然と減り、話さないことによってお互い何を考えているのかがわからなくなります。

 

言葉にしなくても夫婦なのだからわかるだろうと思っていてはいけません。
現在の熟年離婚をする夫婦は亭主関白の男性の世代が主流です。口数の少ない旦那に従い続けている妻。
実は多くの不満を抱えながら長年を過ごしており、その長年の小さな蓄積が爆発して熟年離婚に向けての準備を着々とし始めるのです。