準備はぬかりなく行なって離婚調停に備えよう

当日に挑むためには調停の準備は欠かせない

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調停の準備

 

申立てをし、調停の日程が決まるまでの間、どういった準備をして調停の日を迎えればよいのでしょうか?

 

離婚調停をより有利に進めるためには、離婚を認めさせるための資料を用意しておく必要があります。
たとえば浮気をしていたのであれば、その事実がハッキリとわかるものを集めておくと良いです。

 

しかし証拠がなくても調停を進めることは可能です。
相手に弁解の余地を与えないという意味で、ある方が便利です。

 

離婚調停では、なぜ自分が離婚をしたいと考えているのかをハッキリと調停委員に伝えることが大切です。
あらかじめ、これからどうしたいのか、今までどうだったのか、自分の意見やこれまでの経緯をメモに書いて調停の日に冷静に話し合えるように準備しておきましょう。
夫婦間のこれまでの経緯を事細かに記しておくのが良いでしょう。

 

養育費や慰謝料などの金銭問題があるときには、自分が請求したいと考えている額についての内訳や、それだけの金額が必要であるという証明するための方法もあわせて考えて、当日に臨みましょう。

 

どういった準備をすれば、離婚調停で自分が有利な立場になれるのか?
準備しても準備しても、これで調停の日を迎えていいのか不安だ!
大丈夫です。方法さえ知っていれば必ず有利に進められるのが、離婚調停だからです。

 

 

 

調停の期間

 

離婚調停の期間は夫婦が抱えている問題の内容によって大きく異なることもあります。

 

離婚調停は基本的に1ヶ月に1回くらいのペースで行なわれています。
調停の回数は平均3~6回が最も多く、約3ヶ月~6ヶ月の期間をかけて行なわれることが多いと言われています。
この期間内に離婚調停を終えられなかった場合に再び調停の申し立てを行なう必要があります。

 

離婚調停は、離婚についての話し合いをしていく中で、お互いが納得した時点で成立となるのでなかなか話がまとまらない場合、話が前に進まず、その分時間がかかってしまうこともあります。

 

 

 

離婚の条件

 

相手のことが嫌いだからという理由だけでは離婚できません。
では離婚するためにはどのような条件を満たすことが必要になるのでしょうか?

 

まず離婚をする決定的な原因として挙げられるのが相手の不倫です。
どこから不倫で何をもって不倫とするのか、あいまいな部分はありますが、一般的に肉体関係を持った時点で不倫とみなされます。不倫が認められた場合は確実に不利な立場に置かれることになるので覚悟が必要です。

 

その他、特別な理由、事情がない限りすぐに離婚が認められない場合もあります。
離婚を希望する理由を自分で明確にし、それを人にきちんと伝えられるようにして離婚調停に臨みましょう。