価値観の大きな違いは夫婦にとっては死活問題

相手の性格や育った環境で物事の価値は変わる

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価値観の問題

パートナーとうまくやっていくために「価値観が一緒じゃないと…」という声をよく聞きます。
ですが、相手と何から何まで価値観が一緒なんてありえません。
合う部分が多いほどうまくいくのは確かです。
しかし、合わない部分があったとしても相手の価値観を認めてあげることができれば問題は起きないはずです。
「あなたの価値観は分かる。しかし私の価値観も分かってね。」
とそれぞれの価値観を認め合い、お互いを尊重しあえば、素敵なパートナーシップを築いていくことが可能です。

 

生まれ育った環境が違うのですから、合わないところがあって当たり前です。
そこを「私に合わせてよ」と、自分の価値観を相手に押し付けてばかりではうまくいかなくなります。
似たような家庭環境で育っていれば、価値観はやはり似通ってきますから、
正反対とまでに不一致となる確率は低くなり、関係も安定しやすいのです。

 

また、どんなに価値観が正反対であってもどちらもその価値観にあまりこだわりがなければ問題になりません。
そこに思い入れがあり「他の事は許せる、でもこれだけは譲れないのよ」というとき、
破滅への一歩を踏み出すのです。

 

それでも別れを避けたい場合はどうすればいいのでしょうか?
アドバイスとしては、
「相手がその価値観を持つに至ったルーツ、人格形成に影響した背景をたどってみる」
ということです。

 

人間産まれてくる環境は選べません。
もしとってもいいご両親のもと、幸せな環境に育ったのなら、たまたま運がよかったのです。
相手のの育った環境が悪く、今の性格が形成されたのであれば
「相手が悪いわけではない、育った環境が悪かっただけ」と相手を理解出来ることもあります。

 

また、「我慢」でも「対決」でも「理解」でもなく、相手の価値観や考え方を時間をかけて
マインドコントロールして自分の思うように軌道修正するのも一つの手です。
相手より自分の価値観がどんなにいいものかを、しっかり理由づけて少しずつ伝えていく方法です。
決して否定から入らずに、「この方がいいでしょ?」というような言い方で相手の気持ちを徐々に変えていくのです。